ダイハツ車のムーブのスマートキーを紛失してしまいました。この場合の開錠やレッカー移動、そして鍵の作成までの作業をしてもらうのにはディーラーが良いのか他の業者が良いのか検証してみました。
ディーラーにスマートキーの作成を依頼すると相当高額になります。その点他の業者に依頼するとディーラーよりも大分安く作成できるのでしょうか。紛失したスマートキーの作成をディーラーに依頼するかその他の業者に依頼するかどちらがユーザーにお得なのかについて詳しく紹介しています。
画像引用元:ダイハツ ムーブ:スマートキー
目次
ダイハツムーブのスマートキーを紛失してしまった
ダイハツのムーブを所有していて、外出時にスマートキーを紛失したようで見つからないので、仕方がないのでスマートキーを作成しようとすぐ近くのダイハツのディーラーへ連絡しました。
スペアキーも所有していなかったのでディーラーにレッカーの依頼をしてみましたが、レッカー移動サービスはしていないという話でした。電話で、ムーブのスマートキーの作成に概算でいくらくらいになるかを聞いたところ、すべての作業を含めて20万円くらいかかるということでした。なぜここまで高額なのかと思って、その後すぐに別の鍵屋へ連絡して紛失した件を話して短時間で鍵の作成はできるのか問い合わせると、現場にて短時間で作成可能ということでした。
鍵屋の作成料金を概算で出してもらって10万円程度でできるということなので、その時は鍵屋に来てもらって作成してもらうことにしました。今回は鍵屋がディーラーよりも格段に安くスマートキーを作成してくれて時間も短時間でできました。レッカー移動などする必要もなかったので無駄な出費もしなくて済みました。一般的にスマートキーを作成してもらうのに鍵屋とディーラーはどのくらいの料金や作成時間の差があるのか詳しく見てみました。
ムーブのスマートキーについているイモビライザーがあるため、作成するときには必ず車検証と本人証明の書類が必要になります。
ダイハツムーブのスマートキーの特徴
ダイハツムーブのスマートキーを紛失した時に機能面をみるとなぜ高額になるのかがわかります。ムーブは平成18年より標準でイモビライザー付きのスマートキーとなります。
ダイハツのスマートキーは、ドアノブに触れるとドアロックが解除されて、降りるときもドアノブのボタンを押すと施錠されます。スマートキーにもドアロックの開錠と施錠のボタンがついていて、車から数m離れていてもドアの開け閉めできます。
ダイハツムーブのイモビライザーシステムは、盗難防止装置として十分な機能です。さらに、軽自動車でありながらこれだけの機能がダイハツムーブについていて、スマートキーを紛失した時に作成するにはそれなりの費用が発生します。
ダイハツのディーラーへ依頼した場合の料金
ダイハツムーブのスマートキーの作成をディーラーへお願いしたら、20万円かかると言われていて、もっと安い所はないのかと思ってしまいました。キー1個に20万円は高いのではと思いますが、盗難防止機能の充実を考えると、仕方がないことなのかもしれません。
スマートキーを紛失してしまった時は、ドアの開錠と車の移動をしなければいけません。開錠と移動はディーラーではなく別の業者に依頼してスマートキーの作成をディーラーに依頼するのが間違いなく安心して任せられる方法ではないでしょうか。
まずは鍵の開錠はどうするの?
鍵屋による鍵の開錠では3000円~6000円というのが相場です。車種によって料金は上下します。鍵の開錠は保険会社やJAFのロードサービスなどはほとんどが無料でできます。そんなロードサービスに依頼するのもいいのではないでしょうか。ただし、ロードサービスの場合は鍵の開錠は無料でできますが、年会費を払って会員になっている必要があります。保険会社のロードサービスも無料で利用できますが、翌年の保険料が上がります。
ディーラーへ納車するためのレッカーの手配
鍵屋が料金的にも安く対応が早いので便利です。鍵屋に連絡して現地へ来てもらい、ドアロックの開錠とレッカー移動を行ってもらいます。車を移動させてディーラーへ行ってからスマートキーの作成手続きを行います。
ディーラーでは一般的に鍵の開錠やレッカー移動などのサービスは行っていません。
ダイハツのディーラーで鍵を作成するときの手順と料金
ディーラーへ車の移動を無事に終わったら、スマートキーの作成の手続きに入ります。スマートキーの作成をするには手続きが必要で、ムーブのスマートキーは他車種よりも高性能のため作成するときの料金も割高になります。作成するときは車検証と本人確認書類として本人証明が必要になります。行きなれたディーラーでも確認書類として車検証と運転免許証は提出しなければいけません。
書類の手続きが終わったあとはスマートキーの作成に入ります。スマートキーの作成を行うときには高額料金が必要になります。一般的なディーラーのムーブのスマートキーの作成料金は15万円から20万円程度かかります。お支払いは作成後スマートキーと引き換えになる所がほとんどです。現金だけではなくクレジット精算もできるディーラーは多いので、支払い時にお金を持っていなくても支払いはできます。
ダイハツ以外の業者でスマートキーを安く作成できるの?
ムーブのスマートキーの作成はほとんどの人がディーラーでしか作成できないと考えている人のようですが、実際は鍵専門で事業をしている業者であれば、ムーブのスマートキーを作成できます。それも鍵を紛失した現地で作成は可能です。
鍵屋であればほとんどの業者でムーブのスマートキーの作成は可能で、料金的にもディーラーの半額以下でID登録を含めたすべての作業ができます。ディーラーよりも鍵屋でスマートキーを作成してもらった方が安く出来ます。
鍵屋だと、紛失してしまった場合でも、現地でスマートキーを作成することもできて、ダイハツムーブに関しては、作成するまでに数時間で完了します。ディーラーと比べるとレッカー移動することもなく、スマートキーの作成時間も短くて済みます。
スマートキーをディーラーは、現地でのスマートキーの作成作業はできないため移動しなければいけません。レッカー車を使って鍵を紛失した車を移動することになります。レッカー車の手配ができる業者と言えば、JAFや保険会社のロードサービスで、ほとんどの場合鍵の開錠やレッカー移動を無料でできます。保険会社ごとに移動距離の制限はありますが、家の近所でスマートキーを紛失した場合は、JAFや生命保険会社のロードサービスはほとんど無料になります。
ロードサービスを利用する場合は開錠ができるところがほとんどですが、レッカー移動に関しては距離が長くなると保険会社によっては有料になる場合があります。ロードサービスでは鍵の作成まではできないため、作成してくれる業者へ移動するだけのサービスとなります。
ディーラーへレッカー移動した場合は、スマートキーの作成は安心して任せられます。鍵屋では現地でスマートキーの作成は簡単にできますが、安全性が不安という人には、ディーラーへレッカー移動してスマートキーの作成手続きをすることをおすすめします。
ここまでダイハツのムーブの開錠とレッカー移動について紹介してきました。鍵屋に依頼しても開錠から移動とスマートキーの作成まですべての作業ができます。
鍵業者に依頼した時のダイハツムーブのスマートキーの作成を見て貰うとすぐにわかります。開錠後スマートキーの作成の流れを踏まえると、鍵業者であればレッカー移動することなくその場でスマートキーの作成ができます。
ダイハツムーブの開錠とレッカー移動など、すべての作業ができるのが鍵業者で他のどの業者よりも利便性が高く利用価値はあります。現金での支払いが多いので現金の持ち合わせがなければ、できるだけ安く済むロードサービスとディーラーを利用した方が良いかもしれません。
ダイハツのスマートキーの作成はディーラーがお得なの?それとも他業者がお得なの
鍵を紛失してから開錠・レッカー移動・スマートキーの作成の3つをトータルで考えるのではなく、鍵の作成だけで考えるとディーラーに依頼した方がいいのか、その他の業者に依頼した方がいいのかは各自の判断になります。ただ、料金面だけで見ると、ディーラーへスマートキーの作成を依頼した場合、約20万円の費用が必要になります。他のメンテナンスや修理などをディーラーに全て任せているようなユーザーの場合であれば、スマートキーの作成に20万円かかっても依頼する価値はあります。費用面だけで考えるとディーラーへ依頼するのは得策ではありません。
ディーラー以外でダイハツムーブのスマートキーを作成できる業者にはいったいどのような業者があるのでしょうか。ディーラーは高いので、他の業者に依頼したいという人におすすめなのが鍵屋です。鍵屋の場合、ディーラーよりもスマートキーの作成料金は安くなっていて、ダイハツムーブのスマートキーを作成するときにかかる費用としては、約10万円程度で作成できます。ディーラーの約半額程度の費用でスマートキーの作成ができるわけです。さらに鍵屋ですと、現地で鍵の作成をすることができて、レッカー移動をする必要はありません。レッカー移動費用なども必要ないため、より安く鍵を作成できます。できるだけ安く済ませたい人には鍵屋でスマートキーを作成することをおすすめします。さらに鍵屋は、鍵の紛失時に開錠やレッカー移動まで行ってくれます。これら全部の費用を合わせてもディーラーのスマートキーの作成料の20万円までかかりません。
ダイハツのスマートキーを紛失した時の解決法まとめ

ダイハツ車のスマートキーを紛失した時に、現地から車のレッカー移動を自力で行う方法を詳しく紹介してきました。レッカー移動してからスマートキーを作成するときに、どこに依頼するのがベストの選択で、移動後に作成時に必要な書類があります。
ディーラーに依頼するときには十分に検討してから依頼先を決めて、スマートキーの作成を行います。鍵屋の場合はレッカー移動自体する必要がないことがわかりました。それぞれの業者の特徴を踏まえて、いざというときにどこに依頼すればいいのかの選択ができます。